朝日は8月1日に「07年度税収の進ちょく、6月末累計で5.2%=財務省」〔東京 1日 ロイター〕を掲出。
記事は、財務省が1日に発表した6月末の税収実績(2007年度分)について、累計で2兆7839億円となり、
前年同月に比べてマイナス1.7%となったと伝える。税目別に見ると、所得税は6月の源泉分が配当所得の増加などにより前年比
12.8%増となったことなどから、申告分を合わせた累計ベースでも同0.4%の増加に転じており、法人税は、4月期決算企業の確定申告が増加したことに伴い、6月分は前年比
8.2%増加して、累計でも同5.9%増となっているが、
消費税は、景気拡大基調の継続を背景に設備投資や輸出が好調に推移したため、大幅な還付超過となっていて、財務省によると、6月分の還付超過額である1754億円は6月として過去最大で、累計でも3128億円に達しているとのこと。酒税とたばこ税については、前年にいわゆる「第3のビール」やたばこの税率引き上げを控えた需要増が見られたことから、前年実績を下回って推移していて、累計ベースで酒税は前年比2.4%減、たばこ税は同1.2%減となっているとか。