NHKは10月17日に「民主代表 党独自の来年度予算案 特別会計見直しとりまとめへ」を配信。
記事は、民主党の前原代表が、日本記者クラブで会見し、財政再建は喫緊の重要課題だとして、むだな支出が多いなどと指摘されている特別会計を抜本的に見直した上で、党独自の来年度予算案をとりまとめ、政府・与党と、改革を競い合いたいという考えを強調したと報じる。この中で、前原代表は、当面の重要な政策課題は、財政再建に向けた取り組みだという認識を示した上で、具体的には、▽むだな支出が多いなどと指摘されている国の特別会計の見直し、▽公務員制度の改革、▽国と地方の役割の見直し、などを挙げたとのこと。その上で、前原代表は、中でも、特別会計の見直しを急ぐべきだとした上で、「むだづかいの実態を徹底的に調べた上で、一般会計と一体化した、党独自の来年度予算案をとりまとめたい」と述べ、来年の通常国会で、この問題をめぐって、政府与党と、改革を競い合いたいという考えを協調したとか。