NHKは9月22日に「財務相 歳出の徹底削減を指示」を配信。
記事は、谷垣財務大臣が、22日の主計官会議で訓示して、衆議院選挙の結果は国民の財政構造改革への強い期待の表れだとして、来年度の予算編成では歳出を厳しく見直し削減に努めるよう指示したと報じる。訓示の中で、谷垣財務大臣は「選挙を通じて小泉政権は求心力を立て直し、予算編成にとっても追い風というか足場が固まったという面がある」と述べ、そのうえで「多くの国民からの財政構造改革への強い期待は、今までよりはるかに強くなっている。この期待に応えるために、来年度予算の編成では、医療制度改革や三位一体の改革、それに公務員制度の改革など、いずれも実行すれば血が出るような厳しい改革を、制度の根幹にかえって実行していくことが必要だ」と述べて、歳出と歳入の両面からの財政再建に向け、まずは来年度の予算編成で歳出を厳しく見直して削減に努めるよう各主計官に指示したと記事は伝える。