財政再建への動き

破綻しかけている日本の財政を何とかしようという動きを見届ける
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21年度税収は当初よりは大幅に下回るが補正後は上回る

 毎日jpが6月27日に掲出した「09年度税収:1.8兆円増 4年ぶり見込み額上回る」〔久田宏〕は、国の21年度一般会計税収が、昨年12月の補正予算時点で見積もった額(36兆8610億円)を約1.8兆円上回り、38.7兆円前後となると報じる。税収が見込み額を上回るのは4年ぶりで、景気の持ち直しに伴う企業業績の回復が主因だが、20年度の税収実績(44兆2673億円)は大幅に下回っており、国の財政が依然厳しい状況にあることは変わりがないと記事は評する。21年度は当初予算時に46兆1030億円の税収を見込んでいたところ、20年秋のリーマン・ショック以降の急激な景気の落ち込みで企業業績が大幅に悪化する見通しになったため、昨年12月に9兆円を超える下方修正に追い込まれたが、その後はアジア向けを中心とする輸出の増加や、エコポイントなどの政策効果で景気は回復基調を徐々に強めており、企業業績も改善していて、法人企業統計によると、22年1〜3月期の企業は11四半期ぶりに増収増益となっており、この結果、法人税や消費税収が、昨年12月時点の見込み額を上回ったとのこと。近く21年度一般会計決算が公表されるが、税収の上ぶれなどによる剰余金が発生した場合は、22年度の歳入に繰り入れられるとか。また、22年度当初予算は税収見積もりを37兆3960億円としているが、21年度の上方修正によって、上ぶれする公算が大きくなったと記事は伝える。ただし、21年度は金融危機に対応した約14兆円の補正予算などで、同年12月の2次補正後の国債発行額は53.5兆円に上り、税収を大幅に上回っており、22年度も国債発行額が44.3兆円と、税収見積もりとの差は大きく、税収上ぶれによる財政の改善効果は限られそうと記事は評する。

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コメント
from: yutakarlson   2010/06/30 11:20 AM
■09年度税収が1.9兆円上振れ、新規国債を1.5兆円減額=一般会計決算―本格的に景気が復活すればこんなものではすまない!

ブログ名称:Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理

こんにちは。昨日財務省より、09年度の税収が発表されました。なんと、税収が1.9兆円上ブレしたという結果でした。2009年度ということであれば、デフレの真っ只中にあった時期です、ただし、年度末にほんの少し明るさが出てきた程度でデフレ脱却からは程遠かったと認識しています。だとすれば、本格的に景気が回復すれば、こんなものではすまないはずです。現在増税が検討されている最中ですが、景気が回復しないまま、増税すれば、経済が落ち込むのは目に見えています。経済が落ち込めば、税収が減ります。せっかく、税率をあげても、増税効果は期待できなくなります。今は、増税などせずに、デフレ脱却を最優先課題とすべきときだと思います。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。
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